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by fudekodeko
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カテゴリ:ふでこにあ( 28 )

たちあおいどこまで私のなかで咲く

のみこんだものから手足がはえてきた

傾きに気づいてもいる海近く

私のやさしい足で踏んでいる

一人づつ渡されたもので太ります

手のひらが塩辛いまま眠ってる

咲かぬよう見つからぬよう高くせよ

あご紐は世界を下げるためにある

曇天がやさしくするので鳩になる

そもそもの病の分けをつまんだら

           (散歩会 奈良 唐招提寺)
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by fudekodeko | 2010-06-07 23:24 | ふでこにあ

すり鉢のなかを一晩かけ歩く

自転車で毎日通る道に、夏みかんの樹があって、花が咲き始めた。
夏みかんと思っているが、大きな果実が枝に下がるのは、
どうも、涼しいころだったような気がする。
果実について無関心なのは、その花の匂いが重要だから。
花の匂いの中を通過する間は、だるい出勤時間や、不毛な疲れが帳消しになる。
直接からだを刺激する「匂い」とは何だろう。
視覚や聴覚は当然だが、実は嗅覚こそ人の命に大きく関わっているような気がする。
嗅覚とは呼吸のことであるし、食べ物のことでもある。
記憶を司り、感情も涌く。
もっと世界は雑多な匂いに満ちていたのではないだろうか。
匂いのない世界がどんどんひろがってる。
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by fudekodeko | 2010-06-02 23:52 | ふでこにあ

思い切り角はまがっていく五月

激しさが薄荷水なの転校生

どの夢の部屋番号だったろうにぎってる

案外に空に刺さったもの多し

つり橋が揺れてもつられない小唄

あけぼののかげにはコンセントなど二つ

夜明けまえものには皮のない時間

タンスとか浜辺とか夢見がちなり

できるだけもたれぬようにタンス立つ

腰骨が浸水してる待ち合わせ

バラ闇が真っ赤な煤を吐く季節

傾いたままで届いた茶封筒
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by fudekodeko | 2010-05-17 00:09 | ふでこにあ

ピストルが埋め込まれてるバラの園

踏みはずしたくて選ぶ長い橋

川の峰のぼる溺れているひるま

のみこんでまた吐くときは明日

右腕はすでに川面に呑まれてる

なお遠く曲がっていくよ泥の河

        点鐘散歩会 アクアライナーに乗って
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by fudekodeko | 2010-05-10 22:49 | ふでこにあ

猫の鈴ほどの小雨がふりだした

まちがいと気づいてもなお青蛙

厭な顔しつつ働く板ガラス

作法ではわり箸よりも深い森

今日もまた豆腐の上に並ぶ日々

信じたり忘れたりして火が消える

匂うもの踏んだ 行列できている

仕打ちから仕返し引いて恩が売れ

つつじまでおもったよりもおおい雲

かみくずのやったことでしょ紙を裂く

足の裏からはいってみたい神の家

石の上まだ轢かれてはない蛙

命日の足跡は犬のものである

かたかたとかたかたとなるいのちの日
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by fudekodeko | 2010-05-06 23:36 | ふでこにあ

鉛吐くするする虹になっていく

腕組してじっとかたまっていました。
脇の下にある贅肉をつかんだり戻したりしながら。

ああ、句はひとつのことだけで出来ているわけではないのだ・・・
  
 字に書いて絵にかいてみるおばけ
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by fudekodeko | 2010-04-13 20:47 | ふでこにあ

ひっぱってみたい空からたれる紐

今日は散歩会、山科の毘沙門堂門跡を散策。
桜が見事でした。
桜の句をたくさんつくる日なのだ。
でもわからない、桜って何なんだ。
まるでなぞなぞ。
まるで、怪物、狂った人。
野放しの不可解。
もしくは何も感じない。ノーコメント・・・。

こんな花さく国にすむわたしたち
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by fudekodeko | 2010-04-07 23:39 | ふでこにあ

君の眼をかえしに来たよこれが春

産休で休んでいる人が、生まれた子供を抱いて会社に来た。
まだ生まれて40日ぐらいしか経っていない。
毛のないサルだ。小さくて可愛い。
指なんかぷにょぷにょしていてうらやましいくらいだ。
別の人生の先輩が「まだ眼は見えていないね」と言う。
こんなに目、ぱっちり開いてるじゃないか。と思う。
と言う事は、これは人間のミニチュアのようだけど、
本当は人なんかと違うまったく別の物なのかと思う。

私はあつかましくも、思った。
私の中にもこの奇妙な生命体があって、
そうして、とりあえずおばさんの着ぐるみを着たりして、
世界に滞在しているところなのだ、と。
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by fudekodeko | 2010-04-02 00:31 | ふでこにあ

なにしてもいけない春が染みている

ちょっと具合の悪いことがあると
あっ、天罰か・・・とすぐに自分を咎める癖がある。
今日などは、本屋でまるまる盗み読みをしてしまった。
それも、読んでることなど知られたくない類の本。
「幸せ体質なりますか?」とか「できる人の10の習慣」とか。
どうぞ何もありませんように・・・・。
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by fudekodeko | 2010-03-30 23:44 | ふでこにあ

いつまでも同じ首輪をしているね

だいたい犬の気持ち(気持ちなんかあるのか)を
人の言葉で言い換えようとすること自体がアブノーマルなことだ。
犬の着ぐるみの中にすっぽり入って、生きていくことはできるのかしら。
そうやって道端で野良もどきに暮せても、
たまに帰ってきて、テレビとか観るんだろうな。
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by fudekodeko | 2010-03-17 23:51 | ふでこにあ