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by fudekodeko
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<   2009年 03月 ( 19 )   > この月の画像一覧

私を泣かしてやろう休みの日

はるの風痛いところに花が浮く魔法にかかる医者にもかかる
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by fudekodeko | 2009-03-26 23:41

よく食べるきっとあなたが好きだから

いちごジャム鍋のなかでは怒ってた
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by fudekodeko | 2009-03-25 17:03

暗がりで袋の中をのぞいてる

私の肉に走るる網の目に知らぬ誰かが捕らわれている
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by fudekodeko | 2009-03-24 00:17

オレンジと言うとどこかが少し明らむ

オレンジに姿を変えているとしか考えられない今日の神様
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by fudekodeko | 2009-03-19 23:18

わたくしをさがしに来てよ水底に

みずうみをすくったあとに玻璃色の海生んでいる信じるちから
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by fudekodeko | 2009-03-18 20:02

はやく夜になった日はもう一度笑う

夕暮れのひかりが重くて家の戸をひけない子供が路地にあふれて
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by fudekodeko | 2009-03-18 11:42

拝啓 たましいが飛びかかってきた

ふくらんで高いところにとまる春
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by fudekodeko | 2009-03-17 10:20

月の子の子


誰のものでもない春をすねている

春の野の袋に出入りして帰る

人間を脱いだ誰にも打ち明けず

愛を脱ぐ羽ばたこうにも泳ぐにも

なにひとつ悪い女は持たず行く

火を詰めたハンドバックを持ち歩く

どちらから行っても夢の切れたとこ

夜の樹に下げられたひと夢になる

夜を縫うつめものしたりほぐしたり

海蛇を腕に縫いつけ握手する

散りぢりでよければ青い空のほう

坂道をくだって行こう散りながら

もうなにもないこと隠す箱のふた

隠しごと蓮の花から現れる

右耳をかんぐっている左耳

牛の耳じっとわたしを見つめてる

後ろ耳こぼさぬようにせわしなく

まず神がひとくち飲んでからの水

終電の最後に神が降りてくる

茶箪笥に隠した神が見当たらぬ

昼の音すいこまれていく居間の方

落ちる音して空ゆっくりととじていく

ねむる水遠ざかる音聴いている

こぼれたらもう戻れない海の旅

海と空つないでわたしちぎれそう

なにの線わからぬままにつながれて

ひきとめよつなぎとめよと騒ぐ風

気の強いラジオはぶってもかまわない

またひとつ足をつたって出ていった

重い水だれかをずっと待つうちに

金色の船を返してくれぬ海

みずうみをみぎにひだりにころがして

あの山に埋めた男が呼んでいる
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by fudekodeko | 2009-03-16 22:43

燃え上がるあなた消さずにいた私

くるぶしをにじ色に染めみずうみは岸辺をそっと遠ざけていく
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by fudekodeko | 2009-03-13 21:05

明日咲くとある夜知らせにくるこぶし

忘れてた人差し指が黒くなる
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by fudekodeko | 2009-03-11 22:23