今日のこと
by fudekodeko


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020:まぐれ

ポケットのない服なので本日のまぐれの星は飛び込まなかった
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by fudekodeko | 2010-05-17 23:36 | 題詠ブログ

019:押

指で押したしかめたかったことがありもうそれは目覚めてしまって
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by fudekodeko | 2010-05-17 23:31 | 題詠ブログ

018:京

最終のバスが終わった左京区で折りたたみ式記憶ほつれる
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by fudekodeko | 2010-05-17 01:16 | 題詠ブログ

思い切り角はまがっていく五月

激しさが薄荷水なの転校生

どの夢の部屋番号だったろうにぎってる

案外に空に刺さったもの多し

つり橋が揺れてもつられない小唄

あけぼののかげにはコンセントなど二つ

夜明けまえものには皮のない時間

タンスとか浜辺とか夢見がちなり

できるだけもたれぬようにタンス立つ

腰骨が浸水してる待ち合わせ

バラ闇が真っ赤な煤を吐く季節

傾いたままで届いた茶封筒
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by fudekodeko | 2010-05-17 00:09 | ふでこにあ

ピストルが埋め込まれてるバラの園

踏みはずしたくて選ぶ長い橋

川の峰のぼる溺れているひるま

のみこんでまた吐くときは明日

右腕はすでに川面に呑まれてる

なお遠く曲がっていくよ泥の河

        点鐘散歩会 アクアライナーに乗って
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by fudekodeko | 2010-05-10 22:49 | ふでこにあ

猫の鈴ほどの小雨がふりだした

まちがいと気づいてもなお青蛙

厭な顔しつつ働く板ガラス

作法ではわり箸よりも深い森

今日もまた豆腐の上に並ぶ日々

信じたり忘れたりして火が消える

匂うもの踏んだ 行列できている

仕打ちから仕返し引いて恩が売れ

つつじまでおもったよりもおおい雲

かみくずのやったことでしょ紙を裂く

足の裏からはいってみたい神の家

石の上まだ轢かれてはない蛙

命日の足跡は犬のものである

かたかたとかたかたとなるいのちの日
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by fudekodeko | 2010-05-06 23:36 | ふでこにあ